1998-05-27 第142回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
これは御案内だと思いますけれども、婚姻時には、お互いに性病の検査をして、梅毒にはかかっていませんという証明書をお互いに交換をしましょうというようなことを書いてあるわけですけれども、こういうことが、そのこと自体が影響したかということはなかなか判定は難しいのでありますけれども、やはり性病予防法があったおかげで、エイズだとか淋病とか軟性下疳とか、そういうものに対して国民の理解が進んで、減ったのではないかな
これは御案内だと思いますけれども、婚姻時には、お互いに性病の検査をして、梅毒にはかかっていませんという証明書をお互いに交換をしましょうというようなことを書いてあるわけですけれども、こういうことが、そのこと自体が影響したかということはなかなか判定は難しいのでありますけれども、やはり性病予防法があったおかげで、エイズだとか淋病とか軟性下疳とか、そういうものに対して国民の理解が進んで、減ったのではないかな
○政府委員(滝沢正君) ただいま本土の性病の、梅毒の患者数でございますが、最も高かったのが昭和二十三年の二十一万という数字でございますが、四十五年が六千百三十八、淋病が、最高の二十三年が二十一万、現在が八千三百、軟性下疳が当時二十三年が三万六千、現在が百五十一という数字でございます。
淋病が九千六百四十五名、軟性下疳が二百二十六名、それからそけいりんぱ肉芽しゅ症、むずかしい名前ですが三名、合計をいたしますと一万七千六百四十一名の患者が保健所等を通じて届けられておる。同じ数字は昭和二十三年には、先ほども申し述べましたように四十七万人の多きに及んでおった、こういうことでございます。
梅毒もございますが、りん病もあるし、軟性下疳もある、こういうふうにいろいろある。梅毒だけを切り離して対策なんかできるものではない。そういうもろもろの一切の性病を対象として初めて性病対策ができるのであって、梅毒だけを切り離して対策ができるものではないわけです。ところが、厚生白書を見ますと梅毒に限って書かれてある。
梅毒の血清反応をやるときには、軟性下疳もりん病もみんなやるからということなのか、それならば何も、性病でいいじゃないか。ワッセルマン反応みたいなものだけをやれば他のものは何もやらなくてもいい、こういう意味なんですか。どうして梅毒血清反応だけにしぼったんですか。
同じ請求書を見て、Aという注射が、これは平均薬価が七点であるということがわかって、その七点を三倍にしておるということは見てしまうのですから、しかもそのAという注射をしている病名は一体何だとこう見る、そうすると胃ガンである、あるいは軟性下疳であると書いてある。それを見て、おれの隣のやつは軟性下疳か、隣のやつは性病にかかっておるということがすぐわかってしまうわけです。
そうしないと、いま言ったように、私が軟性下疳だったら、私の隣に健康保険組合の職員がおって、何だ、隣の先生は軟性下疳だと村じゆうに言われてごらんなさい。どういうことになりますか。そういうことをこっちは言っているわけです。当然秘密保持の義務をやってもらわなければいかぬ。これは公のものを見るわけですから。そうでしょう。無理な要求ではないと思うのです。どうですか。
軟性下疳につきましても、二百六十六名であったものが二百十三名に減った、こういうことでございます。もちろんこれは性病予防法に基、つきまして、売春婦を強制検診して発見したものも含まれております。
その内訳を申しますと、九%が梅毒、それから淋病が一一%、それから軟性下疳が一%、第四性病はございません。大体このようなことになっておったわけであります。まず、これが以前の赤線地帯の婦女子の性病罹患率である、こう考えて差しつかえないと存ずる次第でございます。
それと同時に、病毒がますます伝染が激しくなるということも、これまた自然の道理であろうと思うのでありますが、この厚生省から御提出になりました各府県並びに市の梅毒、淋病、軟性下疳等の表を見ますると、ちょうど梅毒の検診をいたしました人の数が三万五百九十三で、そうして、そのうちで結局この病気のある者が六千百五十六人、こういうことになっておりますが、これを検診を受けた人と病毒のあった人との割合をしてみますと、
、これは薬事法の関係もございますが、それがしろうと療法に使われるというようなことも現実問題としてあるように思われますので、実際の数をつかむということは、なかなかむずかしいのではないかというふうに考えられるのでございますが、一応性病予防法に基きまして届け出られました性病患者の数から申しますと、昭和三十年度の届出患者が十六万七千六百五十二、内訳は梅毒が二万八千六百七十一、淋病が十三万四千二百七十五、軟性下疳
そのほか御承知の通り性病と申しますと、現在わが国の法律において対象になっておりまするものには、淋病、軟性下疳、鼠蹊淋巴肉芽腫病とこの梅毒を加えて四種類あるわけでありますが、その中で最も重要な意味を持つのがもちろんこの梅毒でありますが、その梅毒がかような程度に蔓延をしており、そしてその梅毒によってこうむるところのわれわれの惨害はどういう面に現れるかと申しますと言うまでもなく、第一には死亡の原因、ことに
ただ、学術上の認定において、いわゆる駐留軍はこれを軟性下疳と見、日本側においては軟性下疳と認めておりませんので、いわゆる従来の性病の範囲に入れるかどうかの認定に相違があつたわけであります。但し、認定の相違はありますが、只今では性病の対策をとつております。生理学上、性病と見るかどうかにつきましては、むしろ学術上の見解の相違はありますが、対策はとつております。
○三木政府委員 性病病院の患者数——これは昭和二十四年四月から八月までのものでございますが、梅毒におきましては入院患者は四千八百三十六人、外来が一万七千四百五十七人、淋病におきましては入院が九千五百五十七人、外来が一万二千百二人、軟性下疳は入院四百四十一人、外来が九百八人、鼠蹊淋巴肉芽腫におきましては、入院患者は二、外来患者が六十二、こういう数になつておりまして、これらの性病全体が外来三万五百二十九
○三木政府委員 私どもで、ただいま性病治療の方針を一応きめておるのでございまするが、それによりますると、性病とは申すまでもなく梅毒、淋病、軟性下疳、鼠蹊淋巴肉芽腫、この四種でございますが、まず梅毒につきましては、マバルゾールという薬でございますが、及び次サルチルサン蒼鉛、これらを主薬といたしまして全身療法をやり、必要がある場合におきましては局所療法をやるというようにいたしておるのであります。
そうしてそれらによつて発見せられたものにつきましては、診療所あるいは代用診療所、あるいは性病病院というような、国が補助いたしております施設がございますので、それらの施設によりまして、外来あるいは入院というような方法によりまして、治療をいたしておるのでありまして、その治療にあたりましては、淋病等につきましては、ペニシリンというような非常によくきく薬が出て参りましたので、これらを使うことによりまして、また黴毒、軟性下疳
その以外に軟性下疳でありますとか、或は第四性病でありますとか、黴毒でも血液に反應の出ないのがあります。そういう關係で醫學的に言えば困難があるわけだと思います。さればといつて法律の中に全部……、今おつしやいましたように全部をあけて診なければならない。これを本當に若いお嬢さん方や青年にすることはどうかという氣持もあります。これは仲人さんの考えでしてみればいいのじやないかとこう思うのであります。
そうして結核なら結核がこの人にある、或いは梅毒がある、淋病がある、軟性下疳があるというようなことを発見したならば、そのことをカードに書いて、丁度子供が、護り札を首にかけていると同じように國民全部が持つている。そういうことにいたしますと、両親は勿論夫婦、子供等が非常に警戒をして、成るたけ早くそういうことを早期発見をする。
さらにお願いいたしたいことは、九月一日から九月七日までに、大阪病院の接待婦の希望者を檢査いたしましたところが、受檢者數百八十五名、そのうち淋病患者が四十名、軟性下疳が四名、著顯な黴毒が三名、潜在の黴毒が七十三名、その他一名、百八十五名のうち百二十一名すなわち六五%四という罹病數であります。